有機化学の基礎固め用の問題集であるここで差がつく有機化合物の構造決定問題の要点・演習(ここ差)の評判です。
ここ差をマスターして構造決定の演習レベルが上がれば様々な化合物の合成も出来るようになります。
本書を読み込んで構造決定の基本を徹底的にマスターして下さい。
ツイッターで過去に出題された構造決定の良問トリニトリトルエン。
要点整理編の必須20テーマ
一問一答形式の確認問題が各テーマ10問前後で計約200問で構成されている。
問題演習編16問
入試問題の頻出テーマから厳選されている。
重問や新演習では無味乾燥的な解説が多いが、本書は問題への取り組み方や解き方のアドバイスなども適宜解説されていて、構造決定が苦手な人でも理解できるように丁寧でわかりやすく構成されている。
有機化学の出題と言えば構造決定問題ですが、実は医学部入試の有機化学はほとんど構造決定問題からの出題です。
医学部入試では有機化学の配点が高く、有機で取りこぼさないことが化学の高得点の必須事項です。
この本は構造決定問題だけにフォーカスした唯一無二の本で、これで基礎を固めてから重問、新演習の流れが理想です。
また、有機を得意にすれば解答時間を短縮できて、理論化学の込み入った問題にも時間配分できるので化学で高得点が望めます。
また、化学は他の受験生も仕上げてくるので科目別の合格最低点が高く、化学で高得点を取ってやっとでボーダーライン位に思う必要があります。
結局は他の科目での勝負になってくるので、主要科目の目処が立った時が有機の勉強を進めるタイミングとも言えます。
焦って有機を極めようとすると、英数弱、有強に陥りやすいです。
この機会に医進館のテストを活用して有機を極めまくりましょう!
重問や新演習で詰まれば「ここ差」の要点整理編で知識を再確認したり、問題演習編で解法を理解し直しましょう。
ぼぼ完璧の流れで、過去問演習に入ってください。
これで本番でもかなり戦えるでしょう。
古い本なら景安の大学入試にでる有機化学反応が面白いほどわかる本ですけどね、ほとんど売ってないです。
化学の新研究は持つ派と持たない派に分かれますが、予備校の講義より詳説されており、保険でもっておいた方が良さそうです。
塾無し、独学なら絶対必要です。
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